Step1 1日目 学科講習 2000年11月12日(日)
am9:00〜pm12:30

■遅刻する
待ちに待った講習1回目です。
会場も自宅から40分くらいなので「楽ショー」なんて思ってたら場所がわからなくて迷っちゃいました。 事前に詳しく調べておけば良かったんのだけど、もらった地図が少しわかりにくかったです・・  初日から10分遅刻

■学科講習
授業内容は、事前に送られてきたテキストを順番に先生が説明してくれます。
と、いっても時間が限られているので、大事なところや試験にでるところをかなり早いペースで進んでいきます。テキストは約100ページくらいで、一般常識、運航、法規の3項目にわかれています。
中でも、法規はややこしくて、日常生活にはあまり出てこない言葉などあるので、覚えるのが面倒です。他には一般常識の天気が意外とややこしく、普段から天気予報を見るように心がける事が必要です。西高東低・・・なんて、聞いたことあるような言葉も出てきましたが・・・

途中、困ったことにお腹がすいちゃって、講習に集中できなくなってきました。(あ〜 朝ご飯、食べてくれば良かった〜)
本試験は問題集から出題されるのでしっかりと問題をやることが大切です
かなりのハイペースで学科講習は終わりましたが、重要な話が多く講習を受けただけで問題集が、比較的スムーズにとけるようになりまし。後は時間を使って勉強するだけです。
Step2 2日目 実技講習 2000年11月24日(金)
am9:00〜pm12:00

■今回は順調に
学科の時は遅刻をするは、朝飯は食べ損なうはで散々だったけど、今回はバッチリ!実技は学科とは別の場所で行われたんだけど、ここは何度か車で通ったことがあるので迷うことは無かったです。余裕があったので朝飯もしっかり食べられました。

■実技スタート

練習用のボート

教室はプレハブのチョットぼろちー建物だ。平日とあって5級の人は自分を入れて、たったの2人だけ。その分、先生にじっくり教えてもらえるのでラッキー!
まずはロープの結び方から。座っていたパイプのイスを使って練習だ。事前の練習はまったくしてなかったので、かなり苦戦した。先生が「帰る頃には忘れてしまうと思うので家に戻ったら、しっかり練習して下さい」といっていたのだが、ホントに講習が終わったら見事に忘れてしまった。言われたとおり、家に帰ってから練習することに・・・

ロープの結び方は15分くらいで終わり、外にでて出航前の点検の練習をする。船体、エンジンルーム、救命道具などの装備、すべて指さし確認で「○○よ〜し!」と、まるで軍隊みたいだった。でも、本試験はもうすぐなので、しっかりやっておかないと!!

■いよいよ出船
出航前の点検が終わったら、いよいよ出船だ。まずは直進の練習。「前後左右よ〜し!発進しました!」と、ここでも安全確認とこれから行う行動は、すべて声を出さなくてはならない。

先生: はい、次は右45°変針しなさい
  俺: 右45°変針しま〜す! 右、後方よ〜し!「グイーン」 変針しました!

先生: 左180°旋回しなさい
  俺: 左180°旋回しま〜す! 左、後方よ〜し!「グイーン」 旋回しました!

先生: 停船しなさい
  俺: 停船しま〜す! 後方よ〜し! エンジン中立、停船しました!

と、こんな具合に人命救助や着岸、離岸などをず〜とお昼まで練習する。安全確認のため、あっちこっちを見るので前の日に寝違えるとつらいかも(笑)

■やっと講習終了
なれないことをするので、意外と疲れちゃいました。
また、この日は天候が穏やかで、
この季節にしては暖かいのは良かったのですが、寒いと思っていたので結構厚着。ライフジャケットを着ていると暑いのなんの・・・

最後に口答質問の問題をだされたけど、わかりませ〜ん。勉強しなくっちゃ!!



Step3 3日目 本試験 2000年11月29日(水)
am9:00〜pm14:00

■今度は本番
今日もよく晴れていい天気だけど、さすがにこの時期は寒い。8時45分に学科試験会場に集合だ。今回も遅刻することなく到着。今日の5級受験者は17名で男性15名、女性2名、年齢的にはたぶん25〜35才の間くらいだと思う。

■まずは身体検査
学科試験を受ける前に簡単な身体検査が実施される。すでに病院で受けた健康診断書があるため手、足、などが正常に動くかどうかと言ったレベルの検査だ。ここは問題なくクリアーする

■学科試験
試験の説明を受けた後、いよいよ試験開始。問題数は40問で制限時間は1時間、4択のマークシート方式で行われる。65%できれば良いので結構、間違えちゃっても大丈夫。少し悩んだ問題もあったけど15分で終わって5分、間違えが無いか見直したあと退室する。通勤電車で勉強した程度だけど学科試験はそれほど難しくはないです。10時30分に合格発表。なんと受験者、全員が合格した。ちなみに学科が合格しないと実技試験は受験できない。

■実技試験
今度は実技試験です。順番の早い人は午前中で試験が終わってしまう。自分は午後1時からスタートです。遅い人は人数によりますが午後4時くらいになっていまいます。学科からズーと1人の試験官が担当するので仕方がないのですが・・・

どんな具合で試験が行われるのか、みておいた方が良いので試験の様子を見ることにする。ちなみに1組2〜3名で35分程度の時間がかかります。外で立っていると寒い!30分くらいで我慢の限界。そのまま駅前の喫茶店で、お茶しながらテキストに目を通すことにした。

■そろそろ自分の番だ
12時40分ころに再び試験会場のマリーナへ戻ってくる。確認のためロープの結び方を復習する。ん〜 完璧! とその時、試験官から開始の声がかかる。ライフジャケットを着て、いきなりロープの結び方からだ。自分は「クリート結び」という結び方をやることになった。「できました!」 ん? でも、なんか変。あわててほどいて結び直し。今度は完璧、再び「できました!」危なく減点されるところでした。

■次は点検
乗船前に船体、エンジン、装備などの点検をテストされる。自分は救命設備の点検をすることになった。「救命胴衣、救命浮環(浮き輪)、信号紅災(発煙筒)、よ〜し!」と無事クリヤー。次にエンジンルームの点検。「これはなんという名称で、なにをするものですか?」と試験官が指さしているのはキャブレター。以前に1年間だけだが自動車整備をしていたことがあるので、このくらいは簡単! ふ〜 ここまで無事に終わって良かった〜

■船に乗り込む
乗船後、まずは口答問題。標識や法規など、何を聞かれるかわからない。6問、聞かれたけど1問だけよくわからなくて怪しい答え。適当にいろいろ言ってみましたが、どうだったのでしょうか?

そろそろ、出船です。交代で試験官の指示に従い船を運行する。操作自体は難しくないのですが、すべての動作に安全確認など、声をださなくてはならない。これがうっかり忘れちゃいそうなので注意が必要。船の操作は多少問題があったかもしれないけど、まーまーのでき? アクセルが車のオートマ車と似ているけど進む方向は逆、前に倒すと前進、後ろに倒すと後進、2度ほど「前進しなさい!」と言われたにも関わらずバックに入れてしまいました(^^ゞ このくらいのミスなら、たぶん大丈夫でしょ〜!!

試験は終了した人から解散。 あ〜 疲れた。 後は10日後の結果を待つだけです。


Step4 結果発表 2000年12月7日(木)

待ちに待った結果発表の日がやってきました。
この時期だと取得する人が少ないようで、10日くらいで結果がわかります。通常は2週間くらいかかるとの事でした。
恐る恐るスクールへ電話する。プルルルル・・・ 「おめでとうございます!合格です」 ヤッタ〜! これで一安心。 落ちると時間もお金もかかるので・・・

ところが、すぐに免許をもらえるのかと思ったら、交付されるまで発表から1週間から10日かかるそうです。結局、免許ができたのは14日になってしまいました。 でも、そんなに急いでないし、受け取りに行くのは面倒なので郵送にしてもらいました。 届いたら実感がわくんだろうな〜 お急ぎの方、免許取得まで余裕をみて2ヶ月と考えておいた方が良いかもしれませんね。

終わり・・・