BASS入門



基本編
はじめに
どんな魚?
ルールとマナー
バス用語辞典

道具編
必要な道具
竿とリールの話
ルアーの種類と
  ラインの結び方

実釣編
釣れない時の
  10箇条+
ポイント
四季のバス攻略法



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 バス用語辞典(五十音順)

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アクション
アクションは2つの意味で使われる。一つにはルアーの動きを指し、ルアーをリトリーブしたときの自然に泳ぐ動きや、アングラーがロッドを使ってルアーに動きの変化を付けること。もう一つはロッドの硬さや特性のことで、ライトアクションは軟調子、ヘビーアクションは硬調子。ファーストテーパーは先調子、スローテーパーは胴調子といったこと。

アピール
ルアーが魚に与える刺激や誘いをかけること。単純に派手な動きやカラーのルアーは魚に与える刺激(アピール度)は高い。しかし、活性の状態によっては魚に違和感を与え散らしてしまうので、より小魚に似たルアーを使った方がアピール度が高くなる。

アングラー
釣り人。特に、ルアーやフライなどのゲームフィッシングをする人を指す。

インレット
リザーバー(ダム湖)や湖に入る、川や滝などの流れ込みのこと。水がよく動き溶存酸素量も多いので魚が集まりやすく、釣りをする上の重要なポイントになる。

ウィード
キンギョモやオオカナダモなどの水草のこと。ウィードの生えているエリアは光合成によって酸素量も豊富な上、隠れ場所にもなるので魚が付きやすい。藻が密集している場所をウィードベッドという。

ウエーダー
水の中に立ち込むための、股下から胸上まである長靴のこと。これを着用してする釣りのことをウェーディングという。

馬の背
岬などの先が水中に延びて落ち込んでいる部分。魚が付きやすいポイント。
オダ魚を寄せるための漁礁で、木の枝などを組んだものを水中に沈めたもの。そこに付く魚を追ってバスなども寄ってくる。

オーバーハング
木の枝や切り立岩盤の一部が水面に迫り出している部分。水面を覆いシェード(日陰)をつくっているので、夏場などにはバスが好んで付いている。

オープンウォーター
水面上には何も障害物がない、開けた水面のこと。いくら目に見えるストラクチャー(魚が身を隠す場所)がなくても、水底には何らかの変化があるものなので見逃さないようにしよう。

カウントダウン
ルアーが着水した後にカウントを数えて、ルアーがどれくらい沈んだかを測ること。カウントダウンをすればルアーを任意のレンジ(層)に通すことができるが、キャストしたルアーの沈む速度を把握していないとそのメリットは出てこない。

力ケ上がり
水中の傾斜しているところ。ブレイク、ドロップともいう。リザーバーでは、その形状から急なカケ上がりが多い。バスはカケ上がりに加え、何か身を隠すストラクチャーがある場所に好んで付いている。

力バ一
アシやバスなどの水性直物が生えている場所や、その中のことをいう。ゴミなどが溜まった場所もカバーといい、特に密生した植物詳やゴミだまりなどはヘビーカバーという。魚の絶好の隠れ場所になっている。

ガレ場
大小の岩で形成されているエリア。水底にガレ場があれば魚の付くポイントだ。

クランキング
クランクべイトルアーを使った釣りのこと。広いエリアとレンジを効率よく探るのに向いている。

クリアウォーター
水が蜀っていないこと。または、水の水質のこと。


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サスベンド
魚が水深の中層で浮いている状態のこと。ルアーにもサスぺンドタイプのものがあり、リトリーブを止めるとルアーがその層に静止する。釣りにくいといわれるサスペンドしているバスに効果的なルアー。

サンドバ一

河口などの流れ込みにできる砂州、中州のこと。

シェード
木の枝など、ある障害物によってできる日陰の部分。強い日差しを遮ってくれるので魚が付きやすく、特に夏場の釣りにはチェックしたいストラクチャーだ。

シーズナルパターン
気温や水温などの要素に絡み、四季の変化によって影響されるバスの行動をよみ、それに合った釣りのバターンを組み立てていくこと。また、それぞれのフィールドによってもバスのパターンが違ってくるので、その場の状況を的確に捉えなければいけない。

ジャーキング
ロッドを大きくあおってルアーに急激なアクションをさせること。イレギュラーな動きによって魚にアピールする。

シャロー
水深が2m前後の浅場のエリア。水生植物などが多く生え、フィッシュイーターのエサになる小魚やエビが多く集まるフィーディング(捕食)エリアになっている。

浚渫跡(しゅんせつあと)
土砂の採取のためなどで、湖沼や河川の水底を掘る工事が浚渫。その工事跡にできる人工的なくぼ地は、ボトムに変化を与えストラクチャーとなる。霞ヶ浦などではバスをキャッチするための重要なポイントとなっている。

スタンプ
リザーバーなどで見られる、水没した木の切り株。

ステディリトリ一ブ
一定の速度でルアーをリトリーブすること。ルアー本来が持っているアクションが出る。ズル引き。

ストップ&ゴー
一定の間隔とスピードでルアーをリトリーブすること。この規則的なアクションがバスの気を良く引く。

ストラクチャー

魚がフィーディングのためや他の魚から身を隠すために、身を寄せるポイントのこと。シャローに生える水生植物の周辺や水底にある岩、ブレイクなど。特に、オダや桟橋、橋ゲタ、ダムに沈んでいる道路の跡など人為的に作られた構造物のことをマンメイドストラクチャーという。

スポーニング
魚が産卵、または産卵状態に入っていること。バスの場合は年に一回、3月頃から初夏にかけてスポーニングが行われる。スポーニングに入る前をプリスポーン、スポーニング後をアフタースポーンという。

スローリトリーブ
リトリーブとはキャストしたルアーを引いてくること。スローリトリーブとはゆっくりルアーを引いてくること。スロリトーブのスピードはフィールドのコンディションや使うルアーによって変える。

ソフトルアー
プラグやミノーなどのハードルアーに対して、ワームやイミテーションフロッグなどの柔らかいルアーの総称。


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タックル
リールやロッドなどの、釣りをする道具の総称。タックルを収納する箱はタックルボックス、タックルケースという。

ターンオーバー
温かい水と冷たい水の、比重の違いで起きる湖水のかくはん現象。特に秋に起こりやすく、冷たい風で冷やされた湖面の水の比重が重くなり、湖底に溜まった溶存酸素量の少ない水と入れ替わってしまう。これによって、湖全体の水質が悪化してしまい、フィールドコンディションが悪くなり、魚への大きなプレッシャーとなる。

タフコンディション
水温の低ドやターンオーバー、または釣り場に多くにアングラーが入っての魚のスレなどの要因で、魚が釣りづらくなった状態。

チャートリュース
ルアーカラーの一つで、鮮やかな黄緑色系のカラー。マッディな水質でもよく目立ち、魚へのアピール度が高い。

チャンネル
リザーバーなどに多く見られる、湖底に残る川筋の跡。その形成過程からして水の流れがよく、回遊魚のルートになっていることが多い。

テクトロ
岸際を歩きながらルアーを流していく釣り。霞ヶ浦など護岸されたフィールドで有効だが、足音などで魚を警戒させないよう引くルアーとの間隔は長めにとること。

デプスファインダー
魚群探知機。魚のいる場所や水底の形状、質も把握できる。

トゥイッチング
リトリーブと同時にロッドを小刻みにあおり、ルアーに不規則なアクションを与えること。さながら小魚がもがいているような演出をして魚を誘う。

トップウォーターゲーム
ペンシルべイトやポッパーなど沈まないルアーを使って、水面にバスを誘い出して釣ること。水面でバスがルアーにアタックしてくるシーンを目の当たりにできるので、近年人気が高まっている。しかし、夏場の朝夕のマズメ時や小雨がパラつく日中など、ゲームが成立する要素が揃わないとバスは水面に顔を出してくれない。

ドラッキング
ルアーのボート釣りで、リールを巻き上げてルアーを引くのではなく、トローリングのようにボートの進む速度でルアーを流す釣り方。

トレース
ボトムやカケ上がりなどのストラクチャーにタイトに付いている魚を狙うとき、そのストラクチャーに沿ってルアーを引いてくること。バスなどの狙っている魚がスレている状態の時には、その魚が付いているストラクチャーに沿ってなるべく長くスレスレにルアーを引いた方が、ヒットする確率も高くなる。

ドロップオフ
カケ上がりとほぼ同じ意味だが、緩やかなカケ上がりから急激に落ち込んでいるような所を指す。

ナチュラルカラー
自然界に普通に見られるカラーを指していう。ルアーのプラグなどでいうと、アユやオイカワなどの体色に似せたカラーなど。

ノット
ラインの結び方や、その結び目のこと。このノットがしっかりできないと、ラインの強度か著しく落ちるので十分にマスターしておきたい。

バーチカル
垂直の、縦のという意味。ルアーを横方向に引いてくる釣りに対し、縦方向に上下させる釣りをバーチカルな釣りという。リザ−バーの急深なカケ上がりやディープエリアで、メタルジグを使って上下にアクションさせるのはバーチカルジギング。

ハードルアー
クランクベイトやミノーなどの堅い材質でできたルアーの総称。

パイロットルアー
フィールドに入ったとき、そのエリアの状態を見るためにキャストするルアーのこと。遠投性に優れ、あらゆるレンジを泳がせることのできるルアーが、パイロットルアーとして向いている。バス釣りならスピナーべイトやバイブレーションプラグがいい。

バックウォーター
リザーバーに流れ込む川 の河口周辺。溶存酸素量か豊富でべイトフィッシュか集まりやすく、それを追うフィッシュイーターも集まるポイント。


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ヒット
ルアーやフライに魚が食いつき針がかりすること。フィッシュオンもおなじ。針がかりすることはフックアップという。

プラクティス
練習の意。バストーナメントでなどで、トーナメントの本番直前に行う試し釣りのこと。略してプラともいい、このプラクティスの中でトーナメント本番にチェックするポイントを絞り込んでいかないと、限られたトーナメントの時間に効率よくポイントをチェックすることができない。

ブレイクライン
シャローからディープエリアに落ちる境目のこと。バスの通り道にもなっているストラクチャー。

プレッシャー
水温の変化や水の濁り、溶存酸素量の減少他、フィールドに多くのアングラーか入りその周辺にいる魚がナーバスになるなどの、魚に与える様々なストレスのこと。当然、プレッシャーが高くなると魚は釣りにくくなってしまう。このプレッシャーがいかに少ないエリアを探しプレッシャーを与えないように釣りをするということが、どんな釣りでもキーポイントになってくる。

フローター
釣り用の浮輪。フロートチューブともいう。胸元までのウェーダーを履き足ヒレを付けてフローターを装着し、水面をプカプカ浮いて釣りをするもの。

ベイトフイッシュ
ワカサギやオイカワ、ヨシノボリなどの、フィッシュイーター達のエサとなる小魚類。

ボトム
湖沼などの底のこと。そのボトムの形状や質で魚の付き方か変わってくる。

マズメ
朝に空が白んでくる時間から日の出までは朝マズメ。日没から暗くなるまでを夕マズメという。ほとんどの魚の活性が高くなる、釣りのべストタイムだ。

マンメイドストラクチャー
湖沼にある桟橋や橋ゲタ他、リザーバーに沈んでいる道路や住居跡などの人間が作った構造物が、魚にとって身を隠すのに適したポイントのこと。

ミノー
小魚の形に似せたプラグ。トラウト狙いや、バスがワカサギなどのべイトフィッシュを追っているときに使いたいルアー。

ライン
釣り糸。ルアー釣りでは3種類のラインがあり、それぞれに特徴がある。ナイロンラインは釣り糸で最もポピュラーなもの。適度な伸びがありリールにも馴染みやすく、値段もリーズナブルだ。フロロカーボンラインはナイロンに比べて強度に優れ、伸びが少ないので小さなアタリもキャッチできる。しかし、しなやかさに欠け、リールへのなじみはナイロンに劣り、ヨリが生じやすい。値段も高い。ブレイデッドラインは寄り合わせたラインのことでPEラインともいう。伸びが非常に少ないので感度もよく、同じポンドテストでフロロカーボンよりも細くできる。

ランカー
大きなバスのこと。大体50cm以上のバスがランカーサイズと呼ばれている。ちなみに、芦ノ湖などで上がる大きなニジマスはスーパーレインボーといわれ、そのサイズは70cmぐらいからそう呼ばれている。

ランディング
魚がフックアップしてから手元までよせてきたのち取り込むこと。取り込みに使う網のことをランディングネットいう。ロッドの弾力を利用して、ー気に水面から魚を上げるのはごぼう抜きという。

リザーバー
川をせき止めてできた人造湖。特徴として急深なカケ上がりが多く、ボート釣りがメインになるフィールドがほとんど。

リバーバッシング
河川でバスを釣ること。以前は湖沼などの止水域にしか生息しないと思われていたバスだが、近年その生息域を河川にまで広げている。中、下流域の流れの遅いエリアだけでなく、かなり速い流域からヤマメの棲む清流域にまでバスは入り込み、その流れに負けないパワーと瞬発力は湖沼のバスとは違う。

リリース
釣り上げた魚を逃がしてあげること。釣りをゲームと考えるルアーやフライフィッシングではこのスタイルが定着しているが、フックの掛かりどころが悪かったり、ディープレンジから急激に上がってきて水圧の差で目が飛ぴ出してしまったりした魚は、リリースしてもその生存率はかなり低くなる°むだな殺生をしないためにも、明らかに死んでしまいそうな魚は責任を持って食べてあげるという考え方も必要ではないだろうか。

レンジ
水面(トップレンジ)から水底(ボトムレンジ)までの深さのこと。

ローテーション
フィールドで使うルアーの順番。普通はシャローレンジから徐々にディープまでを探るようルアーをチェンジしていく。同じルアーでも、特にワームなどはカラーローテーションにも気を使いたい。チャート系からナチュラル系へチェンジするなど。

ワンド
湖沼や河川などで入り江のように奥まった形状の場所。ワンドの入口からそこへ延びる岬など、様々なストラクチャーの要素か見られることが多いポイント。

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